まじかよ、タイドラマ!タイポップ!

タイのカルチャーと音楽(T-POP/タイポップ)にハマって遂にタイ移住してしまったZ世代男子

トムヤム的!今週の #タイポップ #TPOP (2023/4/10~16)

T-POP タイポップ タイポップス PROXIE

直近一週間で気になったタイポップ / T-POP を紹介します。20回目。
今週もタイからお届けします!(Cover: PROXIE)

前回の記事はこちら

tomyumakt.hatenablog.com

 

【目次】

 

 

 

 

 

1. YourMOOD - อาบน้ำตา (good cry)

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曲 名:อาบน้ำตา (good cry)
読み方:あーpなmたー
邦 訳:涙を浴びる
歌手名:YourMOOD
発表日:2023年03月24日

 

発表からは1ヶ月ほど経ちましたが紹介させてください!タイの男性ソロシンガー・ YourMOOD で『อาบน้ำตา (good cry)』。

 

YourMOOD といえば、2020年に発表した曲『ลาก่อน』(らーごーん / さようなら) が2022年頭頃からチャート逆走を始め、発売から丸2年が経過してから JOOX デイリーチャートで初の1位を獲得。日本のタイポップスファンも大好きなタイの音楽番組・T-POP STAGE SHOW にも出演を果たし、音楽番組でありながら200万回を超える再生数を叩き出しています。

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tomyumakt.hatenablog.com

 

そんな YourMOOD が新曲『อาบน้ำตา (good cry)』(あーpなmたー / 涙を浴びる) をリリース。

泣きたいときは思い切り泣いてもいいんだよ、というメッセージを伝えてくれています。

 

彼の声ってなんとも不思議ですよね。どちらかと言うと耳に刺さるというか、尖った声をしているのに、聴いているとなぜか落ち着くというか安心する。個人的にはユーミンみたいだなぁと思っています。YourMOOD の魅力的な声、好きです。

 

 

 

 

2. PROXIE - สถานะเบลอ (BLURRR)

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曲 名:สถานะเบลอ (BLURRR)
読み方:さたーなぶるー
邦 訳:ブルーなシチュエーション
歌手名:PROXIE
発表日:2023年04月12日

 

キュートな楽曲でカムバック!タイの人気6人組男性ダンス&ボーカルグループ・PROXIE (プロクシ) で『สถานะเบลอ (BLURRR)』(さたーなぶるー)。

 

友達以上恋人未満の微妙な関係を一歩前進させたい!という気持ちをキュートでポップに歌い踊ります。過去2作『คนไม่คุย (Silent Mode)』『ที่ไม่รัก (Unnoticed)』はしっとりめの R&B でしたが、今回はバイブス上がるポップナンバー。

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ノリのいい曲というと、デビュー曲の『Crazy Love (รักบ้าบอ)』、あるいは有名曲のカバーという形だったかと思います。

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持ち曲でノリのよい曲があれば、ライブでも絶対楽しいですよね!

 

 

話を楽曲に戻すと、全体的なクオリティに関してもトレンドを追う意識が感じられます。

 

サンプリングという楽曲制作手法、

あるいはMVで女性が履いているスカートは、韓国のアイドルグループ「LE SSERAFIM」のメンバー・カズハが着用していたことで話題になった Ashley Williams (を意識したデザイン)

PROXIE สถานะเบลอ (BLURRR) MV

LE SSERAFIM KAZUHA ANTIFLAGILE

 

最新のトレンドを取り入れ、形にして出すまでのスピード感がタイは本当に早い。SHEIN か何か?

 

ただ、YouTube のコメント欄を見ると、本国ファンの反応は様々。クオリティに関する議論が交わされております。

でもそれは、タイ国民の審美眼が優れていることの裏返しだと思います。今後の T-POP のさらなる進化に期待できる、という解釈でよろしいか!ちなみに筆者は6人のビジュアルの良さに見惚れて全然気づきませんでした!(各メンバー爆イケ化が激しくないですか!?)

 

PROXIE Gorn ゴーン プロクシ

この Gorn、ハッとした

 

 

 

 

3. Kanom - ช้ำใจ (I'm Sorry) ft. THAOWANZ

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曲 名:ช้ำใจ (I'm Sorry) ft. THAOWANZ
読み方:ちゃむぢゃぃ
邦 訳:傷つく (ごめん)
歌手名:Kanom (feat. THAOWANZ)
発表日:2023年04月14日

 

タイの伝統的音楽と現代の R&B が濃厚にミックスされた面白い音楽を発見したのでご紹介。タイの女性ソロアーティスト・Kanom (カノム) で『ช้ำใจ (I'm Sorry) ft. THAOWANZ』。

 

Kanom さんのプロフィールは残念ながら拝見できなかったのですが、弱冠10代の女性ソロシンガーソングライターのようです。

1.7億回再生を記録している、タイのトラックメイカーである VARINZ と Z TRIP のコラボレーション曲『ถามหน่อย』への参加や、2000万回近い再生数を誇る『สัญญา (Promise)』が有名なようです。

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タイの伝統的な弦楽器・打楽器と現代的R&Bが自然にミックスされたビートメイクをさらりとやってのける仕業はまさにプロ。思わず東南アジアと世界の今昔に想いを馳せてしまいます。

 

 

 

 

4. Three Man Down - ฝนตกไหม

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曲 名:ฝนตกไหม
読み方:ふぉんとっkまぃ
邦 訳:雨は降ってる?
歌手名:Three Man Down
発表日:2019年11月13日

 

先週に引き続きで恐縮なのですが、生ライブに行ってその人気っぷりに驚いたので記録も兼ねて書かせてください。

冗談抜きで凄い人気で、私が行った3/5組のうち最も人が多かったです (日取りの影響もあるかも)。本人たちが全く見えないくらいの人混みで、ステージが終わってから会場をあとにするまで時間がかかったかかった。

 

そして体感で一番盛り上がっていたのがこの曲『ฝนตกไหม』(ふぉんとっkまぃ / 雨は降ってる?)。

 

タイあるあるだと思いますが、ライブにおけるファンの合唱。分かる〜、好きな曲が流れると歌いたくなりますよね。日本だと生演奏を "堪能する" という意識が強いのか、大声で歌うのは憚られますが、タイだと全然違って。皆んなAメロから大合唱ですよ。サバーイな国民性の表れというか、楽しいんですよねこれが。

 

そして、この『ฝนตกไหม』(ふぉんとっkまぃ / 雨は降ってる?) はその日一番の合唱を見せていたような気がします。会場の一体感を強く感じて、とても幸せというか、満たされる感覚を覚えました。

 

 

と言っておきながら披露されたどの曲も同じくらい盛り上がってました。これだけ人数が集まっていながら皆んな歌えるのすごい!ファンの幅広さと人気を実感します。ちなみにボーカルの Kit (กิต) さんのゲーム実況が面白いんだとか。YouTuber!?(多才!!)

 

 

 

 

5. JOEY PHUWASIT - ROCKET FESTIVAL (สัญญาเดือนหก)

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曲 名:ROCKET FESTIVAL (สัญญาเดือนหก)
読み方:さんやーどぅあんほっk
邦 訳:6月の約束
歌手名:JOEY PHUWASIT (โจอี้ ภูวศิษฐ์ / ジョーイ・プーワシッ(ト))
発表日:2022年04月21日

 

生演奏付きレストランで流れていた曲!JOEY PHUWASIT で『ROCKET FESTIVAL (สัญญาเดือนหก)』。

 

JOEY PHUWASIT といえば、1.7億回再生を叩き出しているこの曲『นะหน้าทอง』(ナナートーン / 黄金の顔) !

とばかり思っていたのですが、他の曲もとても人気だそう。

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JOEY PHUWASIT ってタイでは人気なの?と聞いたら、そりゃそうだよと言われてしまいました。ははは。

 

曲のテーマになっているのは、タイの東北部・イサーン地方で6月頃に行われる「ロケット祭り」(บุญบั้งไฟ)。4月・5月に殆ど雨が降らないイサーン地方で行われる、降雨と作物の豊作を願ってロケットを打ち上げるお祭りなんですって。

www.thailandtravel.or.jp

 

紹介する『ROCKET FESTIVAL (สัญญาเดือนหก)』は、故郷を離れ、都会で生活する人々の荒んだ心を癒やしてくれる楽曲になっています。

バンコクって本当に都会ですものね。日本の政令指定都市よりも都会的な印象すらある。都会で働いていると、疲れることも多いですからね。

外国人の私ではありますが、こういうタイの人々の心の真髄に迫る曲を聴くと、思わずグッときてしまいます。ていうか、冷静に考えたら執筆中の今はタイのお正月・ソンクラーンなので、曲のテーマは異なる気がしますがまあいいか!

 

ちなみに、MVよりも Live Sesson 動画のほうが人気みたいです!タイはやはり生ライブの国ですね!

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[後記] バンコクに戻りました!

タイ旅行中の筆者。あっという間にタイの地方巡りは終わり、バンコクに到着しました。

予定を変更して引き続き地方にいてもいいかなと思ったのですが、なんとなくバンコクが私を呼んでいる (?) 気がしまして、予定通りバンコクに滞在することにしました。

 

クィッティアオ (タイの麺料理) や、ガパオライスやチャーハンやカオカームーなど、有名でハズレのないご飯を毎日食べて普通に生活しているだけなので、正直面白いお話はないのですが、強いて言うならこんな感じです。

 

タイで日常を過ごせて、面白いな、嫌なこともあるな、日本ってこういうところがすごいな、でもタイは好きなんだよな。こんな感情がぐるぐると体の中を巡っております。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

今後も引き続き、ホットな T-POP・タイポップス情報をトムヤム視点でお届けしていきます。
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