まじかよ、タイドラマ!タイポップ!

タイのカルチャーと音楽(T-POP/タイポップ)にハマって遂にタイ移住してしまったZ世代男子

トムヤム的!今週のタイポップ・TPOP (2023/7/31~8/6) #36

タイポップ T-POP Percy Shall We

直近一週間で気になったタイポップ / T-POP を紹介します。サムネで「間違えた」と思った画面の前のあなた!強調して申し上げますと音楽は本日付の Spotify 国内ランキングで第4位です。第36回目。 (Cover: Percy)

前回の記事はこちら

 

 

【目次】

 

 

 

 

1. Stamp - SAVE feat. Zom Marie

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曲 名:SAVE
歌手名:Stamp (Feat. Zom Marie)
発表日:2023年08月03日

 

2023年のタイポップスがここにある。

タイの国民的ポップシンガー・Stamp と、チャンネル登録者数300万人を誇る YouTuber で女性シンガーの Zom Marie (ソム・マリー) によるデュエットソング『SAVE』。

 

ポップスでありながらナチュラルで着飾らない、自然体の心地よさを感じられるタイポップス。それをまさしく体現したかのような音楽です。

お二人の爽やかな歌声がスッと耳に馴染んで、夏の暑さを和らげてくれるよう。

 

日本の情報番組『スッキリ!』や、ライムスター宇多丸さんがパーソナリティを務める『アフターシックスジャンクション』にも生出演されたことのある Stamp さん。日本語を勉強中で、簡単な会話なら日本語でいけるとか。いつか日本語で感想を直接お伝えしてみたい!(タイ語を勉強中とはとても思えない発言)

 

 

 

 

 

2. F.HERO x Nene郑乃馨 - VACAY Ft. Win Metawin

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曲 名:VACAY
歌手名:F.HERO, Nene郑乃馨 (Feat. Win Metawin)
発表日:2023年07月25日

 

タイを代表するプロデューサーでラッパーの F.HERO と、中国版プデュの出演から見事デビューを勝ち取り現在は中国とタイを中心にソロ活動をする Nene郑乃馨 がコラボ!夏を彩る爽やかなサマーソング『VACAY』。

 

HIGH CLOUD ENTERTAINMENT は F.HERO が代表を務めるレーベル。日本の LDH ともパートナーシップを結ぶ*1などアジアを拠点とした海外進出に意欲的な同社でありますから、コラボ相手は納得の人選です。

 

先述の通り、Nene郑乃馨 は中国における知名度が高く、

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一方フィーチャリングアーティストとして迎え入れられた Win Metawin は、日本での知名度は言わずもがな、アジア全域にファンを持つ芸能人。約1400万人というインスタのフォロワー数が物語っています。

 

シンプルな楽器構成の楽曲でありながら満足できるのは、実力派の F.HERO と Nene の歌唱力の賜物。今日もやっぱりどこか連れてこられた感のあるメタウィン (ごめんなさい) も、清涼感のあるアクセントになっていて、楽曲に豊かさを与えている印象。リピートして聴きたくなる!

 

 

 

 

 

3. PROXIE - Data Storage

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作品名:Data Strage
歌手名:PROXIE
発表日:2023年00月00日

 

タイのアイドルグループとしては記念すべき作品となりました!

2023年のタイを代表する男性アイドルグループの1つ・PROXIE の1st Album『Data Strage』。

 

イントロから始まり、過去のシングル5作と3つの書き下ろし曲を含む全9曲から構成されています。

なかでも、ハイライト曲の『STOP!』は、メンバーの Gorn が高校生のときに書いた楽曲なのだそう。ティーンエイジャーの頃に書いた曲が大人になった今、人気アイドルグループのアルバムの1曲として大々的にリリースされるなんて、Gorn はどんな気持ちなんだろうか。エモ!

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改めて全曲聴きましたが、上品かつ王道で日本のシティポップのような懐かしさが感じられる音楽は良曲ばかり!PROXIE をこれから聴く人もファンも満足できる記念すべき1作となっています!おすすめ!

 

 

 

 

 

4. LYKN - UMM UMM

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曲 名:UMM UMM
歌手名:LYKN
発表日:2023年08月03日

 

2023年デビュー、GMMTV 初の完全オリジナルボーイズグルー・LYKN (ライケーン) が2nd Single をリリース!『UMM UMM』。

 

ショート動画に合いそうなキャッチーなサビが特徴的なこの曲。アクロバティックな振り付けも面白い!特に 2:04~ のフリなんて、畑違いで恐縮ですがこのダンスは果たしてアリかナシかと話題になっていた韓国の ZEROBASEONE『In Bloom』と奇しくも似ているような。世界基準ってことでよろしいか!

 

 

 

 

 

5. Percy - Shall we feat. 4ourYou & GENA DESOUZA

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曲 名:Shall we feat. 4ourYou & GENA DESOUZA
歌手名:Percy
発表日:2023年08月03日

 

インディペンデント・アーティストにも関わらず公開から1週間で100万回再生を超える怒涛の勢いで人気を獲得中。2022年頃から本格的な音楽活動を始めたタイの男性ミュージシャン・Percy で『Shall we feat. 4ourYou & GENA DESOUZA』。

 

なぜここまで再生回数が伸びているのか。実はこの曲は過去に炎上(?)しかけていて、今回改めて公開しているからなんです (※曲のよさが前提にあることを強調しておきます)。

 

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炎上の理由は、アートワークが NewJeans の『Hype Boy』にあまりにも似すぎていたこと。

本人も NewJeans の影響を受けて、そのパロディとしてやりたかったことを認めています。しかし、多数の人からの指摘を受けて、大事になる前にアートワークを撤回。新しいものを急ごしらえし、再公開したという経緯がありました。

 

 

しかし、トラックのムードや歌詞の良さから多くの人が再公開を待ち望んでいたのも事実。

Spotify のエディターが数ある新曲の中からセレクトしたプレイリスト『New Music Friday Thailand』には入っていないものの、タイ国内ランキングでは第4位にランクイン (23/08/06時点)。大衆の熱狂的な支持が存在することを伺わせます。

 

 

 

 

 

[後記] 韓国と同じペースでネオY2Kに進む T-POP

今回のサムネにも設定していますが、アニメイラストがおしゃれであるという感覚が大衆にも理解されるようになってきた感じがする……!その絵柄も現代アニメではなく所謂ギャルゲー的といいましょうか、2000年代中盤以降に見られた絵柄へと変化してきているような。相変わらずタイ人は感度が高いです。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

今後も引き続き、ホットな T-POP・タイポップス情報をトムヤム視点でお届けしていきます。
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