タイに来てからまだ1週間しか経っていませんが、一日一回以上のペースで泣いています。半分くらいは心のなかでですが、もう半分くらいはマジで泣きました。事実を客観視して涙腺をなだめる(?)ためにも、ブログに書き出してみます。
1. チェンマイの路線バスが走っていない
筆者、お得に旅行するのが大好きで、チェンマイでもタクシーを使わずに公共交通機関でホテルまで移動しようと思いました。
空港到着後、事前に入手した情報通りにバス停まで行くと……誰もいない。というか、来ても別の場所に行く人々。怪しさが漂います。何か書いていないかなと、バス停のタイ文字を必死に読んでいると遠くから声が。
「お〜いアンタ、バスは来ないよ!」えっ、マジか!?「タクシーで連れてってあげるよ」……ですよね〜、そうなりますよね。
1日中飛行機に乗って疲れ果てた私は結局、お堀の外の両替所まで150バーツで移動してもらいました。教えてくれてありがとうね。
2. 深夜に帰ったらいつもの街を4匹の犬が通せんぼしてくる
チェンマイの治安の良さに甘えて夜遅く宿に戻ったある日の夜。気分も良くルンルンで歩いていたのですが、暗い夜道の向こうに謎の物体たちが。ん、なんだアレ?と目を凝らしていると……
ワンワン、いや、ヴォンヴォン!と吠えてくる犬!しかも1匹じゃない……1、2、3、4匹もいんじゃん!どういうこと!?タイでも東京リベンジャーズ流行ってるらしいですが誰が犬に東リべ教えたの!?無用なことはしないでください!と大した面白くもないギャグが頭に浮かぶも今はそんな場合ではない。襲われないように逃げるのだ。背を向けずに「メイトン (ไม่ต้อง / 〜する必要はない) 襲う必要はない〜♪ボクを〜♪」などという訳わからん歌を歌いながら後ずさりしてその場を離れ、3分の道を遠回りして9分かけてなんとか無事に帰りましたとさ。暗闇で集会を開く犬、割と今思い出しても泣ける。ちなみに台湾の月世界とかいう謎の場所でも同じようなことをやらかした経験ある。
3. ドーイステープ行きのロットゥーに人が集まらない
ドーイ・ステープとは、チェンマイの市街地から車で約30分ほど山を登ったところにあるお寺のこと。
この金ピカで神聖なお寺なんですが、
行くのに距離と時間がかかるため、お金を節約したい人は「ソンテウ」という赤い乗合軽トラに乗っていくんですと。複数人で行くから安い、というわけ。
その情報をゲットして (※節約家)、乗合場にタクシーで到着。約70バーツ。
そこからは人が何人か集まるまで待つ訳ですが……
誰も来ない!!!
季節も季節だから (※暑季) 定員になることはないだろうな、
しかも旅行だし時間かかってもいいよね、
という心構えでのんびり待っていました。
しかし。
本当に誰も来ない!!!
結局、私ではなく呼び込みのお母さんのほうから「……そろそろ行くかい?」と声をかけられました。笑うしかない。
普段もこんな感じなの?と聞いたら、いや〜誰かしら来るんだけどね〜と言われました。ソロトラベラー最高!!!(泣)
ちなみに料金は往復200バーツということでした。タクシーで行くよりはきっと節約できたはず!(祈) ちなみな乗り心地ですが、荷台部分を座席に改造した車なのでそこそこハードです!わたしはパタヤに行ったときの船酔いの反省を生かし、薬を飲んでいったためか大丈夫でした!
ちなみに復路は運良く、右も左も分からないロシア人の青年が一緒に乗りたいということで少し割引きになりましたし (よく来たねぇ) 、色々な話を聞けて楽しく過ごせました。ありがとう!
4. ドーイステープ綺麗すぎる
夜に行く方がおすすめです。本当に綺麗なので。
夜でも行けることはあまり知られていないのか観光客も少ないですし、夕方にホテルのお母さんに「これからドーイステープ行く」と言ったら「今から?」と心配されました (娘さんがやってるよ〜と教えてくれた)。
先述の通り安く行けるかは微妙ですが、涼しいし綺麗だし人も少ないし参拝しやすいと一石四鳥なので夜をおすすめします!
5. 大気汚染が酷すぎる
これは心で泣いたというよりもマジで物理的に泣いた。
最初は「それがどうした?」程度にしか思っていなかったのですが、たった1週間の滞在でも異変を感じた(かもしれない)。喉の状態がいつもより悪いときや、なんだか目が霞むときがありました。
チェンマイ大学の学生さんと何回かお話しする機会があったのですが、皆さん声を揃えて「マスク持ってる?」と聞いてきました。あとは、今日は大気汚染が酷いから空気清浄機のない屋外には出られない、なんて人も。
体もやられるし、大気汚染がなければ会えたかもしれない人に会えなかったりと普通に泣いた。
6. 料理を頼みすぎる
そもそも、タイ料理って頼むの難しくありませんか?(※私だけか)
理由その1: 量が日本より少ない
タイは間食文化があるのか (あるの?)、一皿料理の量が日本より少ないです。かといって半人前よりは多いので (0.7〜0.8人前くらい?)、もう1皿カオマンガイ頼むか〜、みたいにはなりません。
理由その2: ご飯 (お米) を頼むべきか分からない
カオマンガイやガパオライスとは違って、ご飯はセットではないおかずメインのお店があるじゃないですか。そうすると一皿では物足りなくて二皿頼むのですが二皿だとご飯いらないくらいの量なんですよね。でもお米は食べたいというジレンマ。
理由その3: 複数皿頼みたい (欲望)
夜にご飯を食べに行くと、カオマンガイやガパオライスみたいな1人用ご飯とは違い、空芯菜炒めやソムタムみたいなおかず料理を多く目にします。野菜も食べたいし肉も食べたい、そもそも1皿だけでは物足りないみたいに思って必然的に(?)2皿以上頼むことに。そこで、おかずがあるならやっぱり米だろという気持ちで白米を頼むとマジで多すぎてお腹パンパンになって泣きます。
皆んなどうやって頼んでるの!?
コメント欄やTwitterなどでご教授ください(´;ω;`)
7. 辛さ控えめで注文するのを忘れる
1週間で既に3回はやらかしているのですが、タム〇〇・ヤム〇〇 (ソムタム系の料理) を頼むときに毎回必ず辛さ控えめで注文するのを忘れ、頼んだ5分後くらいに忘れたことを思い出し心の中で泣きながら到着を待っていました。そして辛いソムタムを食べてまた泣きました。たぶん、タイ料理割と何でも食べれるという慢心から来ているものと自己分析します。悔い改めろ、ワタシ!
8. 美味すぎるカオソーイ
チェンマイ旅行中、宿の人に「近くに美味しいお店ありますか?」と聞いたら、カオソーイのお店があるよ、と。どれくらいかかる?と聞いたら、角曲がったらすぐだ、とのこと。
あまり期待せずに行ったのですが、それがまさかの激ウマ!
スパイスが効きつつもさっぱり濃厚なココナッツカレースープが絶妙!
チェンマイ初のカオソーイということで補正がかかっていたかもしれませんが、それにしても美味かった。美味かったんです。おすすめに従って行ってみるものですね。
9. 英語通じないイサーン地方
マジで通じない。タイ語と英語、文法が似通っているところもあるので、分からない部分を英語で喋ってことなきを得るみたいなことが結構あったのですが、イサーン地方の中核都市・コーンケーンではかなり失敗してます。というか、失敗してはじめて、私って英語に頼って生きてきたんだな、タイ語全然なんだな、と思い知らされました。舐めんなよタイ語!!(自戒) 明日の移動中は、サバーイサバーイタイランドで勉強しよう、、、
※喋れる人は喋れます!体感的には全然日本より多いです!
10. 優しすぎる宿のお母さん&ノーン
結局その翌日も朝から遊びたさそうな男の子の可愛さに負け、
最初は3回だけの予定だったUNOを5回しました。甘やかしてしまいます。仕方ない。
一方、その合間にはお節介を発揮。土地柄もあり外国人、とくに西洋人 (ฝรั่ง / ファラン) が多く訪れるホテルだったのですが、オーナーのお母さんは英語がわからないので、明らかになにかトラブってるときは通訳をさせて頂いておりました。旅行者の人と色々喋って楽しみたいだけなんですけどね!
そんなこんなで宿での生活を存分に楽しませて頂くと、あっという間に一週間が経過。
チェンマイから離れるときが来ました。
チェックアウトをお願いすると、お母さんが写真撮ろう、と。
腕をぎゅっと掴まれました。
さらに、手土産を持たせてくれた!
ただのカスタマーにしか過ぎない私に。
お母さん、来てくれてありがとう、って言ってくれた。私のほうがありがとうだよ。でも本当にありがとう。
そして、次はいつ来るの?早く来ないと子供の成長は早いよ、と言われてしまった私。
次の長期休暇の予定が、いま決まりました。
あくまでカスタマーに過ぎないことは分かっているけれど、次は帰省する気持ちで行ってもいいのかな。うん、その気持ちで行こうと思う。帰ろう。
11. 温かく見守ってくださる皆さん
外へも Twitter にも出不精な私にも関わらず、意味不明な頻度のつぶやきに反応したり、見守ってくださったりする皆さまが心の支えになっています。私の心の拠り所です。安心しながら旅行できています。本当にありがとうございます!直接会ってお礼を言いたい。
フォローフォロワーの皆さんと一緒にタイ旅行したらすげぇ楽しいんじゃないのかなって一人勝手に妄想してます(笑)(笑)
振り返り
ということで、結局書き始めから1週間が経過して、タイに来てからあっという間に2週間が経過してしまいました。月並みな感想で恐縮なのですが、楽しい時間はあっという間ですね。
泣きたいエピソードはまだまだ沢山ありまして (しょうもないことばかり)。
10個に収めようと思っていたのですが超えてしまいました。その他は、次の機会でお伝えすることといたします。
では、またお会いしましょう!