タイドラマ『My School President』第10話、感想&レビュー。
【目次】
ざっくりと振り返る (あらすじ)
Hotwave 用の新曲を書くも「気持ちが伝わらない」ことで悩む Gun
一方、Tinn はかき氷店の手伝いにきたところ、Gun 母が倒れてしまう
病院の検査の結果、脳に腫瘍が見つかるが
Gun には伝えないで欲しいと言われる Tinn
[2/4]
別日、Gun の携帯に母が救急搬送されたという連絡が入る
母の体調が悪いことを黙っていた Tinn に怒り心頭の Gun だったが
Tinn がしてくれていた、たくさんの出来事を知る Gun
溢れ出る感情は行動に出る
[3/4]
心からの気持ちがこもった曲も完成
[4/4]
手術を受ける母に送り出され
遅れて Hotwave の会場に到着した Gun
Gun は感謝の気持ちを伝えて、ステージを披露する
その結果は・・・
という第10話でした!テンポよく展開する My School President ですがコンテストの結果は次週にお預けとなりました。。。 気になるゥゥ!!!
印象に残ったシーンを5つ、振り返ろうと思います。
印象に残ったシーン
イヤホンは無線の時代へ、でも
私には見える。2人を繋ぐ無線という名の電波の赤い糸が!!!
第10話冒頭のシーン。映像史上、数々の名シーンを生み出してきたイヤホン共有ですが、2023年はとうとうワイヤレスの時代へ突入。そうですよね、筆者も5年くらいワイヤレスイヤホンを愛用しています。
とはいえ、有線だから良いのではないか?という説もありまして。
2人が1本の線で繋がれていること、1つのものを2人で共有していることが視覚的にわかって胸キュンしますものね。
筆者も今まで有線派だったのですが……このシーンを見て考えが変わってしまいました!
無線だとかえって、2人の間にある見えない線を想像させられる。
見えないものと言えば恋心、すなわち2人の感情にも自然と目が向いて、かえってエモさが増したような。私が監督やるなら今後はワイヤレスでいこうと思います (何者?)
狭間で揺れる Tinn
いやーこれは辛い!
Hotwave を控えた Gun を思えば言わないことがいいのは分かるけど、好きな人に正直でいるべき彼氏なら正直でいることが筋の通ることで。究極の2択すぎる。
んでさらに後日、母が倒れた連絡が Gun の携帯に直接来るという。最悪ウゥゥゥ!!!思わず画面の前で叫びました。シナリオとしては最悪すぎる……。
結局、意識を取り戻した母が、Tinn から聞いた数々の Gun 大好きエピソードを伝えたことでハッピーエンドになりましたが、Gun 母はどんだけ Tinn に圧かけたんだか。(笑)
ゲイバレ(?)した Tinn
これ、本当にセンシティブすぎる。。。
息子の不可解な行動が気になってしまう Tinn 母。校長としてというよりも、一人の息子を持つ母親として気になってしまうんでしょうね。
いや〜、日本生まれ日本育ちの筆者の考えとしては、息子がゲイだと知ったら、母は誰でもショックなんじゃないか?と思う。ショックというのは、衝撃を受けるとか、精神的に動揺する、とかいう意味ですよ。なぜなら、マジョリティは異性愛者な世の中なので、同性愛者ってだけで多少なりとも驚くのは仕方ないし、むしろ自然な反応だと思うから。白い鳩を見かけたら心のなかで「おっ」と声を出してしまう、みたいな。(だから、息子がゲイだと知ったときに、何の驚きもなく受け入れるような反応は非現実的で、あまり好きじゃない。)
とはいえ、セクシャルマイノリティってのは、そうなりたくてなったんじゃない。性的嗜好ではない。性的志向。だから、差別はしないで欲しいし、なんなら自分を産んでくれた母には、自分がゲイであるという事実をいつか受け入れてくれたら嬉しいな、と思う。そういう人もいるよね、と皆が当たり前に思う世の中であってほしい、と思う。
母から Tinn のしてくれた数々の出来事を聞いた Gun
これを以って、2人の絆は固いものとなった、といって差し支えないでしょうか!?
このドラマの平和なところが好きな筆者としては、今後波乱が起きないことを願います。。。
二人で駆け抜ける廊下
EP8では1人だったけど、今回は2人いっしょ。
関係性の変化が表れていると感じました。
母は強い!
もちろん個人差はあると思いますが、息子がいる母は本当に強い。というか女性は皆たくましい!筆者は男性なんですが、本当に男っていざというとき頼りないなとたびたび思います。筆者もですが。トホホ……
注目ポイント多すぎだろッ!!!
My School President、今どきのドラマらしくとてもテンポが良いので、視聴者としては飽きることなく楽しめるのですが、10年前のドラマと比べて体感1.5倍速位のスピードで展開するため、意外と重要な描写がサラッと過ぎていってしまう!
振り返ると、1つのエピソードで感情の変化や数々の伏線がこんなにもあったのか、ということに気付かされます。
残りは僅か2話。あっという間に感じます。
青春真っ只中の高校生たちが紡ぐ人生の1ページを、最後までしっかりと見届けたいと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
日本は陽が長くなってきましたね。
徐々に訪れる春を楽しみに、もうすぐ終わる冬を乗り切りましょう (*^^*)
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