約2週間のタイ渡航のあと、今まで以上に T-POP 熱が高まっている筆者・トムヤム亜久津です。
実際にバンコクに滞在していて感じたのは「リアルとネットとの時間差がほぼゼロ」ということ。
JOOX や Spotify で流行している音楽が、飲食店やデパートなど街の至る所で流れていることが分かりました。すなわち、ネットの流行が現実世界にそのまま反映されていたのです。
2022年に何当たり前のことを言っているんだねチミは?という感想をお持ちの方もいると思います。しかし、タイと日本では流行が行き渡るまでの速度が違います。タイは本当に一瞬です。昨日流行った音楽が次の日には街なかで普通に流れているくらいには早いです。
以上のことから、日本にインターネッツが通っているおかげで、日本に居ながらでもタイ人が肌身で感じている流行を共有可能なのだと気付いた次第でした。
それならば、最新の T-POP や個人的に気になったタイポップなんかを取り上げるのも面白いかなぁと思い、
私個人の好みや経験を踏まえたチョイスにはなりますが、「今週のタイポップ」などと銘打って幾つか取り上げてみることにします。
1. ลองคุย (TRY)
曲 名:ลองคุย (TRY)
邦 訳:話してみようよ
読み方:ロンクイ
歌手名:Baby Mic Candy
発表日:2022/11/18
思わず体が動いてしまうポップな一曲。
適度にフックの効いたメロディーが何度もリフレインしながら、タイポップらしく耳馴染みよく仕上がっています。
ただこのグループ非常にツッコミどころがありまして(笑)、
- GMMTV出身俳優・FIAT さんいる
- 曲後半、突然日本語でラップ始める
- しかもタイの音楽番組でそれする
という様相。「調子がいい俺七福神」などというクスっとくるラップも好(ハオ)。肩の力が抜けた楽曲と相まって、良いグルーヴ感出てます。
思わず別記事で紹介したところ、ラップ担当・GOLIさんから
マジで嬉しいです且つ的確ww https://t.co/vkCmIlyP5P
— GOLI (@OKGOLIRA) 2022年11月25日
「的確」とのお言葉をいただきました。ありがとうございます。あと日本人メンバーのYUKIさんイケメンです大好き
2. เอ๋ง (WOOF) - bamm
曲 名:เอ๋ง (WOOF)
邦 訳:ウォーン (狼の鳴き声)
歌手名:bamm
発表日:2021/11/21
今年の10月にタイに滞在していた知人から「どこ行っても bamm とかいうアーティストの曲流れてた」と聞いていた筆者。
私が行った11月はそこまででしたが、タイの名門校・タマサート大学のオープンキャンパスでその人気を目の当たりにすることに。
カバーバンドが彼らの楽曲を歌った途端、現地の高校生が叫ぶ、叫ぶ。
若者世代を中心に絶大な人気を誇っていました。
そんな bamm は、男女混合3人組。
2ndとなる今作では、可愛らしさはそのままに、エレピ主体の大人切ない楽曲へと成長。日本人も聴きやすい1曲になった印象です。かわいエモくてハマる!
3. ปล่อยจอย (Ploi Joy) - bamm
曲 名:ปล่อยจอย (Ploi Joy)
邦 訳:喜び解放 (※センスなくてすみません)
読み方:ぷろーいじょーい
歌手名:bamm
発表日:2022/08/17
また bamm かよって言わないで!先程の楽曲とはまた違った印象です。
夜の酒場を思わせる、熱を感じる1曲。2番に入ってテンポ倍速で数えるところもまた楽しい。一般道から高速に移ったような感じ(※タイは一般道でも飛ばしますけど)。
この曲を聴きながら過ごすタイの都会はきっと楽しいんだろうな。
4. MUSIC FEST (มิวสิคเฟส) - BOWPRAT
曲 名:MUSIC FEST (มิวสิคเฟส)
歌手名:BOWPRAT
発表日:2022/11/18
MV に筆者が大好きな犬顔爆キャワタイ俳優・Poon さん (@poon_mit12)が出演している
という理由で聴いてみたのですが、意外とハマってます。
シティポップを意識したエレクトリック・ピアノ、カッティングがさり気ないギター、サビで間欠泉のように湧くシンセ。ほんまチル、落ち着く。これもバンコクの熱い夜に聴きたい。
5. FIRE BOY - PP Krit
曲 名:FIRE BOY
歌手名:PP Krit
発表日:2022/11/03
PP Krit (通称: PP) さんは2020年の傑作タイドラマ『I Told Sunset About You』をきっかけにブレイクした俳優。
音楽活動も精力的に行っており、個人名義としては今作が3作目となります。
非常にシンプルな作りの楽曲です。骨格となるのはドラムとベースで、そこにピアノの伴奏とポイントで強いギターが入るのみ。
しかし、後半にかけてゆっくりと高まる緊張。
音数が絞られながらもジワジワと主張してくる感じが PP 自身の性格と重なります。まさに FIRE BOY。すっげぇお洒落です。
筆者の好み全開
でお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は全5曲。最近、本当にタイポップがアツすぎます……困っちゃう……(嬉しい悲鳴)
最後に余談ですが、5曲目『FIRE BOY』のプロデュースから作詞作曲までを一貫して担当しているのは「THE TOYS」、弱冠26才のタイ人アーティスト。
26才ですよ?凄い。色々考えさせられます。
おすすめの曲やブログで紹介してほしい曲などありましたら、コメント欄や Twitter で教えてください。タイポップ好きな筆者を助けてください><
(※この顔文字使う人久しぶりにみた!)